熟睡の方法の秘訣とは？

熟睡の方法のコツのようなものは、あるのでしょうか？

熟睡とは、深く眠ることであり、朝起きたときに心身の疲労がスッキリと取れている状態です。精神生理性不眠の患者さんでは、きちんと眠れているにもかかわらず、浅い眠りを訴えます。

また睡眠時無呼吸症候群の患者さんでは、シーパップ療法を行なうと、それほど深い睡眠ではないにもかかわらず、熟睡感が得られたと言います。

熟睡の方法といっても、このように多分に主観的なものが関わっているために、簡単ではありません。

ただ一つ法則をいえば、精神的なものでも肉体的なものでも、過度の疲労は夜に眠れなくする、ということ。いっぽう適度な心身の疲れは、心地よい眠りを誘ってくれます。

とくに精神的なストレスや悩みは、不眠症の原因になります。
何とか眠れたとしても、脳が休まらないために、深い眠りが得られないものです。そこで熟睡の方法のためには、いかに寝るまでに精神的ストレスを軽減するかが重要です。睡眠任せにしないことです。

布団に入るころには、ゆったりとした気分になるようにコントロールすること。
これが熟睡方法の秘訣といえます。その手段としては、アロマテラピーだったり、安眠ＣＤだったり、マッサージやカイロプラクティックだったりするわけです。