快眠のコツは日中の疲労度にあり

快眠のコツは、昼間のうちにできるだけ体を動かすことに尽きます。

そうすると乳酸が作られて、成長ホルモンが分泌されます。
これは脂肪を燃焼しますし、免疫力も高めてくれます。

そのほかに体を使うと、睡眠物質が多く作られます。疲労物質が変化するわけです。睡眠物質はその名から分かるように、多ければ多いほど夜の眠気をもたらします。

快眠のコツは、このように肉体的な疲労がポイントです。
ただし過度な疲れは、かえって神経を興奮させ、交感神経を優位にさせてしまいます。そうなると不眠の原因ともなりかねません。つまり体の疲労が快眠のコツではあっても、適度な疲労が大切ということです。

また精神的な疲労でも同様です。あまりに激烈なストレスや悩みは、かえって眠れなくします。適度に張りつめた緊張感こそが、快眠を約束してくれるのです。

これは何事でも同様ですね。極端は体を痛める原因になります。適度こそが健康にいいのです。食事も食べすぎは健康を害します。運動も激しすぎると、活性酸素を生み出して、かえって健康を害するといわれています。食べすぎも活性酸素を多く発生させますよね？また使わなくてもいい消化酵素を浪費することにもなってしまいます。

睡眠でも、寝すぎは健康を害します。
心身に関しては、なにごとも極端を廃して、適度に行なう。これは快眠のコツという範ちゅうにとどまらず、健康全般にいえるのです。