睡眠の改善は気持ちの持ちよう

睡眠の改善というと、睡眠薬とか深刻なイメージがあります。

でも、じつはそんなに難しいことではないんです。
たとえば胸に「睡眠ボタン」があると想像してみましょう。

そのボタンを押すと、血圧や脈拍、体温が低下していって、心身が機能ダウンしていく。そのため、余計なことも考えなくなっていきます・・・。脳が機能ダウンするからです。

睡眠の改善のためには、童心に返ったかのようにして遊ぶのです。
ロボットは、ボタンを押すと、スイッチが切れますよね？それと同様に胸の「睡眠ボタン」を押すと、脳の回路もストップするのです。

そのほか睡眠の改善には、大自然を想像するといいといわれています。
海の寄せ返す音、森の木々のざわめき、川のせせらぎ、小鳥のさえずり、大草原の湿った風などなど。余計な心配事に頭を占領されるよりも、よっぽどいいですよね？

こういった睡眠の改善法は、寝床に入ったらかならず実行してみましょう。
始めはうまくいかなくても、毎日習慣にしているうちに、これが睡眠儀式になります。そのうち想像のなかで、いろいろな場所に行くことが楽しみになるかもしれません。そうなれば、それが夢のなかにまで続いていくようになったら、面白いですね。

夢をコントロールすることを明晰夢といいます。
ここまで眠りを楽しめるようになれば、睡眠は改善するはず。眠ることが楽しくなってきますよね。これこそが最高の不眠症対策かもしれません。